コロナウイルスワクチン接種3回目

日付;2021/11/09(火)

2021年9月29日(水)から、職場でのCOVID-19ワクチンのブースターショット(3回目接種)が開始された。適応者としては医療従事者はもちろん、その職場のスタッフも含まれており、この定義に自分も当てはまる。2021年12月には、テキサスでの学会にも参加しなければならないので、実験やポスターの締め切り日に合わせて自分も接種してもらうことに決めた。


この冬は少し順序よく接種してもらう必要がある。この時期にインフルエンザワクチン接種(Flu shot)も重なっているためだ。実際、COVID-19ワクチン接種のときに、過去2週間以内になにワクチン接種を受けていないことを聞かれる。なので、自分はまず10月13日にFlu shotを受けておいた。ちなみに、Flu shotのあと、けっこうな頭痛がした。昨年はすごく体がダルくなったのを覚えている。

職場から来た予約の案内からリンクをたどって、最終的にZocdocというよくわからないサイトで予約をとる。Mount Sinai Westでの接種の予約をとることができた。本当は所属研究室と同じ施設のMount Sinai Hospitalで予約を取りたかったが、どうやらここは3rdショットはやっていないらしい。最初のころは予約とってたんだけど。おそらく、NYCでは5歳から11歳までのワクチン接種が始まっていたので、それに場所が占有されたんだろうと思う。実際、最近は夕方までキッズと親たちがロビーに居たりする。

Mount Sinai West。ブロードウェイにあるMount Sinaiの病院のうちの一つ。

所属研究室がある施設の病院は、あたかも複合的な医療施設ですよって感じがするが、このMount Sinai Westは本当に病院専門って感じだった。正面入口から入って職員証を振りかざして、2階の会議室はどこか聞く。教えてもらって進むが、慣れていないというのは本当に恐ろしいことで、本当ならば2階に行かなければならないところをエレベーターで地下に進んでいた。なので、最初は全く目的の接種場に到着することができず、一度ロビーに戻って資料を確認する。当然、病院の場所や接種会場を間違えているわけもなく、今度は間違えずに2階行きのエレベーターに乗って、全く何の問題もなしに接種会場に到着する。そこで受付を済ませ、すぐに接種開始した。看護師から必要な質問を受け、自分の仕事について少し話をするくらいで注射自体は終了した。そして看護師から「腕の痛み、寒気、頭痛はするからね。」ということを言われた。

看護師からも、15分間休憩したら帰るように言われていたので、その会場内の待合のイスに座っていたのだが、どうやらそれは接種を待つ人らのイスだったらしい。接種待ちのひとはほとんどいなかったので問題ではなかったが。そのおかげて、なかなかいい感じのワクチン接種証明書ケースをもらうことができた。となりのおばあちゃんと一緒に「これはクールやな」という話になっているときに、そのイスが接種待ち用であることに気づき、15分の休憩が終了する前に帰されてしまった。

COVID-19ワクチン接種証明書ケース。
COVID-19ワクチン接種証明書。

接種後

予約は10:30だったが、流れで9:50に接種が終わってしまった。なので、近くのコロンバスサークルで朝食をとっていた。天気もいいし、休日みたいだった。

コロンバスサークル。
コロンバスサークル。
朝食。サンドイッチ(食パン2枚、キャベツ、ハム、マヨネーズ)が、もっともコーヒーを効かすのに良い食事と思う。

とてもいい気候だったので、なんだかラボに行くのが馬鹿らしくなってきて、その後、調子にのってセントラルパークを散歩し、それ経由で59st駅で6番線に乗り、研究室に向かう。

セントラルパーク。
セントラルパーク。
セントラルパークの馬車と馬。

この時点で大体、10:50くらいになっていたが、なんと後頭部(overhead)に軽く頭痛みたいなものが出てくる。そのときに、すごく嫌な予感がした。あの時、看護師が「腕の痛み、寒気、頭痛はするからね。」と言っていた。ちょっと待て。なんかエラい具体的ではないか?もしかしてそれがマジョリティーの症状か??じゃあ、これから寒気と腕の痛みがくるんやな。と思いながら、職場でボーッとしてた。それに後頭部の頭痛については隣のラボのひとからも、そう言われた。これらの症状が、もしかしたらCOVID-19ワクチンの3回目の接種時は、かなり一般的なのかもしれない。

そしてどう考えても頭痛がするし、ボーっとすることに気づく。「これはやばい気がするなぁ。まだ2時間くらいしか経ってないのだが…」と思っていた記憶がある。どうしてもやる気がでないので、カフェテリアで昼食を買って、外のベンチで食べる。

昼食。カフェテリアで「ブリスキットオーバーライスウィズタコス全部載せ」を注文した。たぶん、チポートレのパクリだろう。

最近は色々あって実験もなく、そのまま終了してしまった。

2021/11/10(水)1:50AM

風邪を引いたような症状が始まった。本当に風邪のひきはじめのような感じである。それに、筋肉痛がするし、頭を触ると、あのゾワゾワする感じがする。それに、時間が経つごとにだんだん症状が強くなっていく気がした。

2021/11/10(水)13:00AM

朝起きた時点で、かなりダルい。明らかにいつもより体調が悪い。でも職場に行けないほどではない。なので職場に行く。しかし、昼にサンドイッチを食べたとき、どうしても寒気がしてシンドくなってきた。これはやばいと思い、ボスにメールして即帰宅。やっぱりやばくて、そのせいで何も集中できない。喋っているときは大丈夫なのに、何かに集中しうようとすると必ず体調の悪さが際立ってくる。症状としてはまさに風邪だった。軽度な筋肉痛、頭を触るとゾワゾワする、それに加えて、喉も痛い気がするし、鼻水もでる気がする。しかし、熱は平熱だった。スパイクプロテインの遺伝子を体に打ち込んだだけなのにこんなことになのだろうか。それとも、気分的なものだろうか。どっちにしてもシンドい。食事をしっかりとって、寝た。久しぶりに随分と長いこと寝たと思う。COVID19ワクチンは体力を使うらしい。

2021/11/12(木)

朝起きると、昨日より調子が良い。これなら職場でも問題ない。しかし、どうしても接種部位の腋窩リンパ節が痛いような気がする。

2021/11/12(金)

調子は問題ない。しかし、どうしても接種部位の腋窩リンパ節が痛いような気がする。

2021/11/12(土)

回復した。接種部位の腋窩リンパ節も大丈夫そう。

まとめ

今回は2回目の接種に比べて、違う症状がすこし強く出た。2回目はかなりの体の怠さを感じただけだったが、今回は実際に寒気や筋肉や関節通を含めた風邪のような症状もあり、腋窩リンパ節も痛くなった。回復には3日くらい必要だった。でも、熱は出ることはなかったので、薬は必要なかった。これもひどい人はかなりひどいはずなので、やっぱり職場を休む必要はあると思う。