近鉄津駅のところにある三重バルBocaとJo’s Barが良かった

日付;2023/07/22(土)

一日目

第27回の日本がん免疫学会の一日目が終わり、一泊五千円のビジネスホテルへのチェックインを済ませ、いよいよ食事に行こうと持って津駅周辺を徘徊するも、この辺りはけっこう店が少なくて探すのが逆に大変っていう感じになってしまった。ガールズバーはちゃんとあるのに。

予想以上に何もない….

八の巣

どうしても地のモノを食べたいってことで、それっぽい店に入った一軒目。なんかあんまり活気がなくてガッカリした。頼んだのはイカ刺しとスジとウツボ。というかウツボってなんだ?という興味でウツボ。これはウツボの皮をよく洗って上げて七味唐辛子を振りかけた料理だった。味は普通。イカ刺しは普通に美味しかった。ごく普通に。スジは量がめちゃくちゃ少なかった。言うても全部安いのでお値段相応ってことなんだろう。ここはすごく安く飲めることに気がついた。コストパフォーマンスを考えた場合、最高の店である。

一軒目、八の巣
イカ刺し、スジ。
ウツボ

串かつのんきや

二軒目。只々、何か食べたかったから入った店。立ち飲みスタイルの串かつや。ソースの二度漬け禁止の通天閣麓スタイルである。ここもコストパフォマンス最強である。ビリケンが座っているんで、安心である。

串かつ。ビリケンが居るんでね。

御麺麦一等兵

3件目。何かガッツリ食べたかったんで入った店。言うても結構お腹いっぱいだったので、チャーシュー麺にしといた。腹は膨れたけど、正直、麺の味が微妙だった気がする。腹いっぱいだったからだろうか。あと、最近思うんだけど、どこのラーメンも塩辛くて苦手な気がする。食べたいときは食べたいんだけど。1日目はこれで終了。

ここは売れてるんですか??チャーシュー麺いただきました。

二日目

この日は学会の懇親会があったので、三重の地のモノは一通り食べることができた。特に印象的だったのは、刺し身が新鮮であることだった。松阪牛のステーキも食べたが、正直刺し身が圧倒的に美味かった。あと衝撃だったのが伊勢うどんである。伊勢うどんをよそってくれたおばちゃんも言ってたが、コシを徹底的に排除したかなり柔らかめの、それでいてなんかまったりした感じのうどんである。これに濃いたまり醤油とネギをブチかけて食べる。逆に一体どんな方法で茹で上げれば、あれだけまったりした柔らかいうどんに仕上がるのか気になってしまった。酒に着いては宮の雪の生酒である。これは、懇親会の開会の鏡開きを行った酒樽である。樽の桐の風味と宮の雪がこのお酒のレアさを物語っていたと思う。なかなか飲めない代物なので、ちゃんと飲んでおいた。けっこうキツい日本酒だった。

Jo’ Bar

ちゃんと酒が飲みたい。ということで、Jo’s Barに入った。

Jo’s Bar

マスターの趣味全開の店である。いうても非常にカジュアルで、入りやすい。マスターもめちゃくちゃいい人で、店内の写真も撮らせてくれた。ありがとう。

店内は楽器がいっぱいぶら下がってます。

頼んだのは、グレンリベットの一番安いやつと、シーバルリーガルの一番安いやつ。いうても、自分はスコッチとか知らんので。グレンリベットは香りがとてもいい。

グレンリベットの一番安いやつ。

それらを春画を見ながら飲むということをやってました。葛飾北斎とか喜多川歌麿とか他にもなんか聞いたことある人らもエグい春画描いてるらしい。

春画。

ゆっくりしていたら、後から懇親会で酔っ払った学会参加者が大群で入ってきた。デカい声でダサい感じで喋っていたので、自分は彼らとは違うということで退散。

店内。学会参加者も居てます。いい大人が臭い口開いて大きな声で非常にくだらない話をしているんじゃあありませんよ。

三重バルBoca

なんか、ビールが飲みたかったので、ちょっとだけ散策し、最後にふらふらと立ち寄ったのが三重バルBoca。お腹いっぱいだったので、ここで頼んだのはアンチョビポテトと自家製ピクルス。本当にちょうどよい感じのメニューでした。特にアンチョビポテトはかなり良かった。

三重バルBoca

ここで、まさかの学会以上に学会参加者と話すことになる。名刺とか交換したけど、まぁ相手も覚えてないだろうし、仕事関係の話なんかするつもりもなかったので、話のネタでした。店長も時間があったのか、色々と話しに付き合ってもらって、ありがとう。本当に良い時間でした。この店は本当におすすめで、近鉄津駅周辺で一番美味い店なんじゃあないだろうか。特に、ここで扱っている伊勢角屋のビール。これはかなり美味しかった。絶対に日本でトップレベルに美味いペールエールとIPAだと思う。今度、このブログでもちゃんと記録しようと思う。

伊勢角屋のIPA。本当に日本で一番美味いんじゃあないだろうか。

この伊勢角屋からのスピンアウトのひみつビール合同会社というブリューワリーのビールも試したが、ここのは好き嫌いがあるかも知れない。ビールを作る腕はすごく良いのは理解できる。飲んだのはガッツリと柑橘系、というか、もはやミカンが入っていて、それに加えてコリアンダーもがっつり入っているIPAをいただいた。優秀であることがわかる理由は、こんなにもミカン味なのに、味のバランスが良かったためだ。美味しかったのだが、こういったフレーバーのビールをどういった料理に合わせるのか未だに理解できないので、具体例を添えて教えてほしいところである。

伊勢角屋からスピンアウトしたひみつビール合同会社のビール。ミカンとコリアンダーです。こんなにもミカン味なのに、ミカン味を中心としたIPAとしてのバランスは良かったと思う。