Blue Moon Belgian White, Blue Moon Brewing Company

このビールについて

飲んだ感想

これはアメリカでもすごくメジャーなビールにも関わらず、全く飲まなかったビールである。その理由として、日本人の仲間と飲み会したときに美味しくないビールNo.1として会話にあがっていたためだ。でも、飲まず嫌いなのも良くないし、ということで、先日川崎の成城石井で見つけたので購入した。

お酒って。しゃあないか。

確かに、ベルギーのホワイトエールだ。でもそこにオレンジピールだのコリアンダーなどが入っている。フルーツ風味は小麦やオートを加えたビールと相性が良いように思うが、このビールもそれ。評判とは違って、そこそこ美味しい。流石にアメリカ大手だと思う。日本のビールとかに比べれば格段に美味しい。よくオレンジをこうもベルギー風のビールに融合できたものだと思う。口に含んでみると、酸味がある。ただし、口にずっと入れているとそれがだんだん薄れてくるので、ぐいぐい飲む用のビールなのだろう。オレンジは、言われてみればそうかも知れないが、自分の味覚では良くわからない感じがした。スパイスの風味が口に残る。あと、ベルギーとか小麦とかオートとか、そういうのが影響しているのかも知れないが、けっこう樽感がある。これは先日に飲んだDuvelを思わせる味である。苦味がほぼ無いので、Duvelで面食らったヒトにはちょうどよいリハビリになると思う。こうやって書いてみると、これは非常に良く出来たビールであることがわかる。

原産国ベトナムって。

味の濃いアメリカ料理よりも、案外シーフードとかと合わせてみたいところではある。そういう味のビールだった。