日付;2023/12/16 (土)
このビールについて
- Brewdog
- Wheat, Oat, Fruits.
- アルコール度数;4.5%
- IBU;0
- 海外のビール(51)
- ビール飲みたくてこれを飲む奴はいない。
- 味がビールではなく、パイン味チューハイである。
飲んだ感想
小麦とオートって書いてあるビールは大抵の場合こうなるが、これは行くところまで行ってしまったような感じがある。
なんか、スーパーでよく売ってるチューハイみたいな味がする。というか、こうなってくるともうビールではないよな。だって、ホップが何処にいるのかわからない。パイン味のチューハイじゃあねえのか。日本はこういうのがうけるのか。本気なのか??
もう一つの特徴として、これは個人的に思うところではあるが、炭酸が強めに感じるところである。それも、あの発酵のついでに加わった雰囲気のあるあのビールの炭酸ではなく、もっとしっかりした二次的に加えた炭酸である。それもまたチューハイ感を出している。
香りも特殊。ビールのそれではないにしても、やっぱり基本はビールなのか??でも、これはなんの香り???
アルコールは4.5%と強くはないので、口に入れてもアルコール感はほとんどない。後味もなんかビールではないようだ。ホップは、これ単体で飲んでいる時はパインしか感じないが、何かしらの食べ物と一緒に飲んでみると、案外ちゃんとしたホップの苦味がある。さすがBrewdogって感じである。また、パイン味のチューハイなので、どんな食べ物と合わせると良いのか、正直わからない。
まぁ、多様性はも認めてあげないといけないってことなのだろうか。買う前からなんとなく分かってはいたが、ここまでやってしまうとは。何でもそうだけど、ビールにはビールの良さがあるわけである。目的ってあるわけである。Brewdogのブランドとしてこういうこともやっていこう、ということなのか、それとも単に何かを模索中なのか、なんだかそういうことも知りたいところである。だって、アメリカで初めてPunk IPAを飲んだ時、あれほど衝撃的なビールはなかったんだから。Brewdogってそういう会社と思ってたけどな。
でも、視点を変えてみると、カクテルとか、そういう位置として飲む分には良いような気がする。