日付;2024/07/18(木), 19(金), 20(土), 21(日)
2022年にアメリカから帰国し、その後あまり金がなかったので、うちの嫁さんの実家に顔を出すことが出来なかった。そして、2024年になり、流石に、と思い挨拶に行ってきた。2024年から民間企業に努めているので、流石にみんな忙しそうにしているし、毒にも薬にもならないようなガントチャートに”ミート”させなければならないので、客観的に見れば非常に忙しい。しかしながら、結局、将来的なことを考えればそれは「毒にも薬にもならない」どうでも良いしょうもないことでもあるので、職場の空気を全く読まず、忙しい時期に夏休みを取って旅行をした。
ちなみに、3日間仕事を離れたわけだが、そんなもん、頑張って働いたところで3日間では結局なんの進捗もなく、「こいつら、マジでなんでそんなに忙しそうにしてるんだ?効率悪すぎやろが。言う割に何も進んでいないじゃあないか。」って感じである。それで楽しのかよって感じである。
うちの嫁さんのお母さんに連れられて挨拶して回る傍ら、というか、ほぼ自分の観光に付き添ってもらった感がするが、奄美大島といえば海だろうっていうことで、滞在中の4日間、全力で海水浴をしてきた。
というか、なんで民間企業の人は、あのおかしな和製英語を使うのだろう。あれって正確に使っている人間いるのだろうか。そんなに英語喋りたかったら、英語で日常生活したらいいんじゃあないのだろうか。最終的に行き着くところってのは”リスケ”だからね。ダサ。きっしょ。絶対慣れたくないわ。
奄美大島は2021年に世界自然遺産に登録されたので、海外からの観光客が増えた、という話を聞いていた。そういうことで、かなり海外の人が多いと思っていたのだが、行ってみたらそんなでもなく、あれやったら閑散としているくらいだった。考えてみれば、別に世界自然遺産に登録されたところで、面白いエンターテイメントがあるわけでもなく、魅力的な都市に変わるわけでもない。何もない。何もないところが魅力とかいう声が聞こえてきそうだが、やっぱり、そこは観光なので、少ない滞在期間の中で最大の速度まで達することができる瞬発力が必要であり、その短い期間で何もないところに魅力を見つけろってのは無理である。つまり、人を集めるにはなかなか難しいような気がする。長く付き合って魅力を見つけることが出来た人が、そこには多く居るのではないかと思う。また、どうやら6月まで奄美大島までの飛行機が飛んでいなかったらしく、それもあって、というか、それが効果絶大だったのかもしれないが、人は思ったほど居なかった。
でも、考えてみればホテル全然とれなかった。本当に人が居なかったのだろうか。奄美大島にとって見れば、すでに満員状態だったのではないだろうか。
大浜海浜公園
まずはベタに大浜海浜公園。人も少なく、快適である。「人が少なく」ってのがポイントである。「人がゼロ」だと、なんか不安になってくる。ここは、ある意味もっともアクセスしやすい海岸と思う。他の海岸に比べて、海水浴場感はある。しかしながら、江の島や片瀬海岸のような下品さなどは微塵もない。この記事を書いているのは実は2024年9月28日なのだが、今年の江の島とか、本当に酷かったから。あんなもんド***野郎が法外な値段で好き勝手やってるキャバクラやないかい。
倉崎海岸
ここは名瀬市からけっこう南に位置しており(あんまり覚えていない)、なんか行き難いところにある海岸、だった気がする。特に珊瑚がたくさんあるわけでもなく、ずーっと海、だった気がする。そのため、時折出現する海水魚が珊瑚周辺や岩場に出現するそれとは少し異なっていた。気がする。個人的に、今回の旅行で訪れた海岸で一番好きだった。写真の通り、ひとも少し居る。近くに法外な価格で営業しているコテージのような施設があるので、大金持ちならそこを利用してもいいと思う。正直、そんな法外な価格で数泊する価値はあるかって感じはするが。
国直海岸
ここ、昔は海岸近くでも珊瑚が見れて居たらしいんだけど、もう今は200mくらい沖に出なければ珊瑚は見れなくなっているらしい。その通りで、海岸近くで残っている珊瑚はほとんどない。でも、探してみればちゃんと、非常にわずかではあるが、残っているところもあるので、探す元気がある人は探して見れば良いと思う。
国直海岸
土盛海岸
個人的に思うが、名瀬市周辺で最も綺麗な海岸がこの土盛海岸だと言える。写真の通り、珊瑚もわりかし残っているし、その周辺の海水魚も見ることができる。人も案外多い。なんというか、日本における理想の海を描いたらこうなるかなって感じの海岸である。ただし、地元のひとに言わせるとここは潮の流れがあるらしく、油断してると流されてしまうらしいので要注意である。確かに、ここは岩場がたくさんあって、なんとなく潮の流れが不規則になる感じがした。それに加えて案外深いので、珊瑚や魚を見ていたら思っても居ない場所にいた、とかがあるのだろうと身を持って感じた。
ただし、ここは直下に珊瑚と海水魚が見えることもあり観光的な瞬発力は強いのだが、なんか飽きる、というか、個人的には国直海岸のほうが、好奇心は刺激されたような気がする。
言うても、次に奄美大島に夏休みに来たら、絶対ここは外さないだろうと思う。
2024年は奄美大島の北側に行ったが、次は南に連れて行ってもらおうと思う。でも、南って、もう森になっているから厳しいかも知らん。