日付;2025/05/06(火)
風味
感覚 | 個人的には | 公式では |
---|---|---|
苦み | IBU 65 | IBU 113 |
ホップ | 最近のWest cost IPAのそれ(シムコー味) | |
麦 | 弱い | |
小麦 | たぶんない | |
酸味 | なし | |
松 | 強い。がっつり松。 | |
柑橘 | 柑橘系の皮 | |
ダンク | これはダンクというか、松だと思うのだが… | |
香り | 最近のWest cost IPAのそれ(シムコー味) | |
色 | 黄色 | |
後味 | 松が強い。あとはアルコール。 | |
アルコール | 11.3% | 11.3% |
ペアリング(自分的に) | タコス、チーズ、ピクルス | |
リピートは? | 進んではないが、west coast IPAとしては有り。 | |
URL | https://revisionbrewing.com/sparks-revision-brewing-company-beer-library |
感想
すごいトロピカルである。なんでこれがマンゴーっていう形容になるんだろう。柑橘の皮の苦さはけっこう強いと思う。この手のヤツをWest Coastというなら、それは歓迎である。美味しい。
これ、これまで見てきた中で最高値のオフィシャルでIBU113である。IBU113もあるのに、そんな苦さは感じないって意味だろうか。確かに、純粋な苦さは有る気がする。でも、そんなに苦くないやろ。ウェブサイトには”Somewhat of an anomaly, Doctor Lupulin is brewed with loads of hops but is not too bitter.”って書いてある。実はすごく苦いけど、それを抑えましたって意味なんだろうか。何でもいいけど。

松の香りはかなり強い。IPAは松が重要な要素なんだなってわからせてくれるビールと思う。この松の感覚がなくなると、シムコー味しかしない最近のWest Coast IPAになってしまうんだろう。アンテナアメリカのページ(https://www.antenna-america.com/products/b055-c16010?srsltid=AfmBOorkxuzbA0D_bJkyv-0U_hujTFTr_Hpr9Wr_bD_dGcnvS7uwa_21)には、”アメリカのクラフトビールの香りや味わいを表現する中で頻繁に用いられる表現で、マリファナのような独特な香りを連想させる芳香をDank/ダンクと表現する。”とある。そうか。マリファナ感をDunkというわけか。DunkelのDunkだと思ってた。その意味通りマリファナやったときのDunkということらしい。
ちょっと残念なのが、言うほどアルコール感が軽くないこと。
西海岸はリフレッシュを求めているんだろうか。このビールは口の中の味を180度変えることが出来る。口直しとして最強と思う。一緒にチーズ、レーズン、プレッツェルを注文したが、トロピカル感が強いためかわからんが、特にレーズンとマッチしていた。料理としてはアメリカ料理のうち、ピザやタコスならマッチすると思う。柑橘系の皮の風味は感じるが、シトラス感はなく、Stone IPAとか、Lagunitas IPAとかのようなIPAではないので、おそらくスモークしたブリスケットとか、そういう味強い食事には勝てないと思う。

レーズンとトロピカル味のIPAは合う。たまに風味の説明でレーズンがどうのって言っている物があるが、それでかって感じである。レーズン(甘味)、プレッツェル(塩味)、チーズ(旨味、クセ)、ハニーマスタード(酸味とちょっとだけ辛い)。