Hakuba Brewing Company, Hazy IPA, 白馬ヘイジーIPA

日付;2025/07/4(金)

風味

感覚個人的には公式では特徴
苦みIBU 50くらいIBU 40
ホップ中から強め。
かなり甘い。
小麦ないと思ってた。小麦、オーツ
酸味ほとんどない。
中から強め。口に含んでいると、松の感じ強くなってくる。
柑橘シトラスっぽいそれ。あと、少しオレンジっぽさがある。もしくは、グレープフルーツの果肉って感じ。
ダンク松の感じに従う。
香り柑橘系、特にスタンダードなIPAの、あのシトラスっぽい感じが9割、あとは、なんかバニラっぽい。多分麦。
黄色。
後味松がかなり強い。
アルコールそんなに強くない。ABV. 7%
ペアリング(自分的に)アメリカ色全般に合うと思う。しかし、麦の甘さがあるので、もしかしたらバーベキューとか味の濃いものには負けるかも。あと、これは単体でも張れると思う。無理にペアリング不要。
リピートは?有り。
URLhttps://www.hakubabrewery.com/pages/our-beers
その他紅茶

感想

最近は日本のブリューワリーもたくさんあるし、味も昔より全体的に随分と良くなってきているので、わざわざインポートなんかしないでも良くなってきているのではないかと思う。こういうところ、日本はすごいと思う。カレーでもデザートでもピザでも、良く本場を超えるものがある。言うて、跡形もなく改造されている場合も大分多いのだが。

これ、藤沢の以前どこかの飲み屋(多分ここ)で以前飲んだことがあって、国産にも関わらずすごく美味しいと感じたことがあり、その後、取り寄せようとしたら長らくSold outしていたビールである。長野県のブリューワリー(イギリス発音)で作られたIPAらしい。すごく美味しい。

何よりIPAとしてのバランスが非常に良い。ホップのシトラス(オレンジの皮もしくはグレープフルーツの果肉)の感じもちゃんと感じることができ、それでいて、苦みもちゃんとある。松の感じと、それに由来するダンクな感じもちゃんとしてる。このようなIPAとしての特徴を捉えつつ、麦の甘さまである。非常に良い。「ちゃんとある」という言葉が全ての風味に当てはまる、優秀なIPAである。そして缶のラベルを読んで驚いたのが、オーツが入っている。オーツも使い所なんだなって感じである。それに、紅茶ってなんだよ。すごいな。

もはやペアリングなんかは必要なくらい独立して完璧なIPAと言える。味にキツさがないので、おそらく味の濃い食事、例えばバーベキュー、スモーク、ベーコン、ブリスケット、バッファローウイングなんかには負けてしまうかもしれない。ピザとかタコスとかパスタとかだろうな。とにかく、完璧である。通年で出してほしい。もっと流通してほしい。