日付;2025/08/16(土)
風味
| 感覚 | 個人的には | 公式では | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 苦み | IBU 40 | ||
| ホップ | SIMCOEって書いてるし。なるほど、これがSimcoeのStone Fruitsな。 | ◯ | |
| 麦 | 有り | ||
| 小麦 | 小麦って書いてるし。 | ||
| 酸味 | ほぼなし。 | ||
| 松 | 中程度。 | ◯ | |
| 柑橘 | なし。 | ||
| ダンク | 中程度。 | ◯ | |
| 香り | 非常にフレッシュ。なんやったら、その手のジューシーな草の香り。 | ||
| 色 | 黄色から少しオレンジ | ||
| 後味 | 後味に苦みが若干ほど来る。これが缶に書いてあるCitrus Zestに当たるのだろうか。 | ||
| アルコール | そんなに強くない。 | 6.5% | |
| ペアリング(自分的に) | これはペアリングとかではない。ただの教科書。 | ||
| リピートは? | なし。教科書的にはあり。 | ||
| URL | https://topatopa.beer/pages/solitiude-series-ipa |
感想
昨今では、黄色い貧弱なフルーツ味ビールがWest Coast IPAとして頻繁に出回っており、それらの多くにはSimcoeという品種のホップが使用されている。それらと他のホップと組み合わせることで、あの苦みもフレッシュさもへったくれもない、パンチの弱いビールを作っている。ちなみに、よく知っている人らに言わせてもらうと、West Coast IPAはああじゃあないらしい。こういった一部の貧弱West Coast IPAを批判する側として、そのSimcoeは一体どんな風味なのか知っておかなくてはならない。
ということで、ちょうどシングルホップのIPAをアンテナアメリカで見つけたので購入したというわけである。缶のパッケージに、書いてある通り、じゃあ、シングルホップのヤツを味あわせてやるよ的なビールである。

もう缶に大体の風味が書かれている。Stone Fruits(桃とか、ライチとか、中心にデカい種があるタイプのフルーツの総称)、Citrus zest(シトラスの皮)、Pine(松)の風味、ということだ。たしかに、これはStone Fruitsの風味は非常に強い。松の風味は強いが、そんなに強調はされていないように思う。これは松だなってくらいの感じである。しかしながら、シトラス感はそんなに強いだろうか。特に、皮の風味は強くはない、というか、後味に少しだけ感じるくらいと思う。

言うても、これはSimcoeはどういう感じなのか、ということを示すための教科書的なビールであるので、味云々はこの際どうでもいいだろうと思う。というか教科書的なビールだったら、小麦とかいれるなよ。ビールらしく、大麦だけにしてくれって感じである。小麦を合わせることで、Simcoeを最大限引き立てるって感じなのか?逆に、小麦をいれて多少なりとも甘くしないと良くないって感じなのか??でも、大麦にしても色々と種類があるわけだし、最終的にはホップ本体をかじれってことになるか….
一応、Simcoeをまとめると、Stone Fruitsの風味と松に由来するダンクな感じ、ってことかな。個人的には。
