能登牛専門焼肉店肉匠Jade金澤, 金沢市

日付;2025/09/27(土)

後輩が肉が食いたいっていうんで、Googleで調べて探し当てた店である。個人的にはもうちょっと小汚い店をさがしていたんだが、大体の店が夕方6時から開店で、5時から空いている店がここくらいしかなかったというところでもある。金沢はカニだのエビだののどぐろ(アカムツ)だのクエだのおでんだのに着目されがちだが、実は肉とかホルモンも新鮮ということだったので、食っとかないととは思っていた。

予想以上にいい店で、ちょっとあれってなった。

Googleで探して5時から開店している店として、やってきたのだが、階段を上がったらもう既に行列だった。そしてみんな予約客だし。予約なしで入れた客は自分たちのみだった。次の人は90分待ちとか言われてた。予約なしで入れたのはいいが、食事時間が6時15分までということだった。言うても、そんなに食わないし、今回は酒も飲まないから大丈夫。食事だから。

今回はホルモンが食いたいわけではないので、肉を中心に注文した。そして、自分はサシが入った肉はあんまり好きではない。アメリカのようなガチガチの赤み肉よりもタンパク質が少ない気がする。実際、脂肪分の方が多いはず。だから、ここでも赤み中心。そして、そんなに高級な部位も不要。ということで、とにかく赤み特化の肉を注文することにした。しかしながら、もはらベースラインのレベルが高すぎる。これは自分が想像している焼肉ではないじゃあないか。焼きすぎずに塩かワサビで食べたほうが美味しいやつだった。金沢の料理って、おそらく食材の味を全開で発揮できる味付けをしてあるから、基本蛋白な味で、むしろ出汁とか味とか、そういったものすごい日本の調理技術が詰まった料理である。お好み焼きとかモツ鍋とか、そういうのとは真逆な存在な気がする。焼肉にまでそれが及んでいて、なんかもう別次元である。余談だけど、このくらいの食事じゃないと日本のビールと合わんから困ったものである。

赤身肉。

自分の知ってる牛タンでは全く無い。

カルビスープ。これ結構辛かった。

ただ、正直なところ、金沢駅あんと内にある金沢肉食堂のステーキ丼の方が、好みかも。自分にとってはここは上品過ぎるわ。もしかしたら後輩もそう思っていたかも。もっとわかりやすくて、えげつない料理のほうが肉のイメージとして合ってるかな。でも、女性に対してイキるなら、ここで完璧かと思う。いい肉だし。