このビールについて
- 海外のビール(その13)
- https://www.stonebrewing.com/beer/year-round-releases/stone-ipa#ageGatePassed
- カリフォルニア
- IPA
- Abv. 6.9%
- IBU 71
飲んだ感想
IPAの代表的な感じがする。IPAとして批判するところはほとんどないと思う。キツイけど、おかしな雑味がないので、純粋にIPAを味わいたい人にはオススメだと思う。
IPAなんでホップ全開である。缶にフレッシュと書いてあるが、どっちかと言えば爽やかな感じがする。
また、缶にレモンピールとかって書いてあるが、特にそうは思わん。柑橘系は全くと言っていいほどなし。酸味もあまりない。アメリカビールって、日本のビールほど酸味を感じないものが多いのかも知れない。
トロピカルって書いてあるが、よく味わえば、後味にそんな感じがあるかなぁっていう感じ。
予想外だったのがIBU(International Bitterness Unit)である。71もある(2023年8月27日に改めて飲んだけど、やっぱ、苦かった…)。日本の一般的なビール(アサヒスーパードライとかサッポロとかキリンとか)は、おそらくIBUが30未満である。この71という数字はアメリカのスーパーで購入できるビールでは最も高い分類に入ると思う。しかし、不思議なことに、同くらいの苦さのSculpin(IBU70)のほうが圧倒的に苦く感じた。IBUってのは、有機層に抽出されてきたビールの苦味成分を吸光度で測定して得られる値らしいので、わりかし定量的なのだろう。ただし、質量分析とかをやっているわけではないので、実質的にどの化学物質が吸光度に影響しているのか、わからないのではないだろうか。それとも、その苦味成分ってのは、そんなに測定に使う光源の波長を特異的に吸光するのだろうか。まぁ、なんでもいいか。
食べ物には、とにかく味の濃いアメリカ料理が必要。
きっとこれはIPAの教科書だろうけど、アルコールが後からくる。
これを飲んで思うけど(2023年8月27日)やっぱり、Lagnitas IPA、Punk IPA、伊勢角屋のIPAは優秀だなって思う。
まとめ
- IPAの代表。
- ホップを味わうには最適。
- 食べ物は味の濃い物が必要。
- 数字で言うほど苦くない。
- アルコールも結構キツい。