このビールについて
- https://www.biyagura.jp/c/ipa/412
- IPA
- Abv 6.5%
- IBU 55
- 国産
飲んだ感想
グラスに注いだときに最初に思ったのが、でも残念ながらこれは最初だけだったんだが、ホップの香りがすごく強いことだった。人間、香りはすぐに慣れるんでね。次に飲んでみると、酸味が強いことがわかる。次にホップの味がフレッシュにしてくる。口に入れたときのホップの香りは、強いわけでもない。また、味は苦すぎることはなく、IPAとしてはこのくらいでちょうど良いと思う。このおかしな苦味の少なさはすごいんじゃあないかと思う。多分、雑味が少ないせいかもしれない。シトラスみたいな柑橘系は全くない。冷たいうちは麦も強いわけではない。しかし、口の中に入れていると、すごく僅かに麦のタフィーな感じがわかる。アルコールが少し強いが温度が上がってもそんなに目立たない。すごく印象的なのが、口に入れるたびに強く感じる酸味である。ビールにおける酸味ってのはこういうことなんだな、ってわかる。
気づいたんだけど、この伊勢角屋のビールにはおつまみ的なものは必要ない可能性がある。日本の大手企業のビールって圧倒的に日本食を邪魔しないように作られていて、ビール単体でのんだらクソ不味いのばっかりだけど、この会社のビールはちゃんとビールを作っているので、それ単体で美味しい。やっぱ賞取るやつはそうなんだろう。
食事としては、IPAらしくアメリカ食だろうと思う。チーズをブチかけたフレンチフライ、タコス全般、ハンバーガーとか、スパイス+肉、の奴ら。
まとめ
- ホップの味と麦の酸味をすごく味わえるIPAがある。
- これ、IPAのお手本なんじゃあないかと思う。
- 苦味もほどほどで、IPAとしてはすっきりしていると思う。
- アメリカ食全般は合うと思う。