日付;2025/07/25(金)
この日は第29回がん免疫学会の2日目で、すでに報告書を真面目に書くのを諦めた後だったと思う。その理由は、書くことが多すぎて、あれをまとめてたら本当に日付が変わってしまうこと、かなり本気で聞いてたから、脳的にも精神的にも随分と疲れていたためだ。そういうことなので、まずはビールを飲みに行こうってことになった。いつも通りグーグルマップに「名古屋 ビール」と入力してヒットしてきた店のうち、なんか良さげなところに行く。それでたどり着いたのがここのBUKU Beerというお店である。ピンクたぬきがシンボルなんだろう。

おそらく、ここのお店の常連さんたちは随分とクラフトビールに通じている人らばっかりで、自分のような知っているようで実は何も知らない人間はちょっと申し訳ない感じがした。その証拠に、みんなおつまみを頼まない。1パイントを普通に注文して、その一杯でしっかり楽しんでいく。さすがやなぁ、コミュニケーション能力すごいなぁ、見習いたいわ。ここにずっと居て、どうやって知らん人たちに話しかけるのか、色々分析させてほしいくらい。世の中、いろんな分野で優秀な人が多いと思うわ。

みんなおつまみとか頼んでなかったけど、空気を読まずに自分は注文した。この料理なんか凄く美味しかった。おこれは確かおばんざい3種盛り。だったけど、量が結構多くて、さすが名古屋って感じだった。いや、それよりもこれ、ほんと美味しかった。これみんな頼んだほうが良いと思う。本当に美味しかったから。
この店はビールの選び方も優秀だと思う。全部美味しいヤツだった。黄色い貧弱なWest Coast IPAを出しておらず、わりかしスタンダードなIPAが多かった(自分はIPAのしか興味かなったから、そこしか見てないけど、他もありました。きっと美味しいと思う)。West Coast IPAも、美味しいものは本当に美味しいんだけど、如何せんバランスを崩し過ぎているものも多いのは事実と思う。シムコーとモザイクと小麦とオーツを入れれば良いってもんじゃあない。そういうのが無かったように思う。つまり、”わかってる”店である。それに、タップで出してくれるし。缶に比べて、タップの方が僅かに美味しい気がする。こういったギークかつ基本を抑えたビールをタップで出してくれる店は、本当に優秀である。

本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。また寄りたいです。絶対また寄ります。