食亭ひらひら、三国ケ丘、堺市北区、大阪

日付;2026年3月21日(土)

3月16日から始まった実験期間により、ここから2週間ほど休日なしである。しかしながら、連続13日以上の連続勤務は労働基準法に触れるので、それは避ける必要がある。こうなってくると、裁量労働制をうまく使って休みながら働くしなかい。しかしながら、この週は3連休であり、この3連休中日の土曜日をみすみす働き詰めで捨ててしまうのは、無駄すぎる。ということで、急遽、店を探すことにした。そこで寄らせてもらったのがこの食亭ひらひらである。

最初メニュー表を見たら、全然、文字が読めないので本気で焦った。鯵(アジ)、鮃(ヒラメ)、鰈(カレイ)、鱧(ハモ)、鰹(カツオ)、皮剥(カワハギ)、鯨(クジラ)、このくらい読めればOKである。あと、料理が本格的である。なんでこんなところにこんないい店があるのか、不思議なくらいである。このときはアジのなめろう、カワハギのつくり、カマトロ(マグロ大トロと中トロの中間らしい)の握りを注文した。全部美味しかった。リピート確実である。特にカワハギの作りは、2人分からで、そのために、つくり、骨せんべい、あらを使った味噌汁と、カワハギを余すことなく料理してもらえた。

店外観。

鯵のなめろう。

この店は日本料理なので、もちろん日本酒がほぼメインでおいてある。そして、どれも良いやつばっかり。普通の居酒屋ではなかなか出回っていないものばかりであった。特に自分が注文したのは、とろとろにごり酒(とろとろにごり)と濁酒である。最初に濁酒を注文したのだが、マスターから「濁酒いきます??」ということを言われてしまった。理由を聞くと「キツいですよ。飲むのは良いけど、嫌いにならないでね。」と。なんかすみません世間知らずで。でもメニューに珍しいって書いてあるし、大丈夫といって出してもらった。

メニュー表はこんな感じ。

濁酒を出してもらうってグラスを見ると「ああ、そういうことね。」って感じである。要は麹がそのまま入っている感じである。がっつり発酵しているわけである。これを日本のあのコーンシュガーとか、チューハイとか、何を飲んでいるかわからん酒をいつも飲んでいる人が突然飲んだら、それは面食らうに決まっている。しかし、自分はある程度発酵食品は好きであり、特にブルーチーズは本当に美味しい灯っている人間である。ラガーなんて物足りないと思っている人間である。そういうことで、この濁酒もとても美味しかった。

濁酒

この濁酒は、平たくいえば、マッコリである。ただし、マッコリから雑味のすべてを除き、さらに時間をかけて発酵・醸造した、超高級品である。まずいわけがない。特に甘さがあるわけではない。スッキリしているのに、飲み物としてはこの上なく厳つい味というか厳つい風味の酒である。これが米の本当の姿なんだろうなっていう感じである。この濁酒には、当然味の濃い食べ物があう。そしてやはり、味噌ベースの食べ物や発酵食品だろうと思う。

濁酒。店長によれば「食べるお酒」らしい。

こうなってくると、店長おすすめのとろとろにごり酒も飲む必要がある。ということで、それも注文してみた。これはとにかく美味しかった。ほんと、カルピスの原液のような感じである。最初は冷、それもしっかり冷えている状態で注文した。すっきりしていて、どんどん入っていく感じがする。めちゃくちゃ美味しかったので、こんなに旨いものが熱燗になったらどうなるのか、ということを知りたくなり、次は熱燗で注文した。たしか温度は45℃だったと思う。店長からは、もっと暑ければ65℃にするで、ということだった。ここは一発目のおすすめに従おうと思う。熱燗にすると、冷のときとは全く違う感じになる。あの知っている酒である。酒の温度が当然冷より高いので、よりアルコールを感じることが出来るが、キツい感じはまったくない。やっぱりスッキリしているし、米の甘みもちゃんとある。いわゆる「酒」として使うならば、熱燗の方が良いのかもしれない。これはどんな料理にも合うと思う。個人的には両方楽しみたい。刺し身から煮物まで、日本料理全般だろうと思う。メニュー表に記載の通り「ひたすら旨い」酒である。濁酒からとろとろにごり酒の2つは、リピート確定である。

とろとろにごり

しかし、店長がめちゃくちゃ悲しいことを言っていた。最近は、濁り酒っていうだけで敬遠する人が多いらしい。信じられん。お前らの血は何色だ?