日付;2026年3月28日(土)
大阪に住んでいるならば、この「鯛よし百番」には来なければならないと思う。詳しい説明はウィキペディアを調べてほしいところだが、ここは、大正から昭和まで遊郭だったところを利用している料理である。国の登録有形文化財でもあり、そもそも歴史のある建物であり、そのため非日常をすごく楽しむことが出来ると思う。
自分はここには2011年くらいに一度職場の飲み会で行ったことがある。その後、関東に引っ越しをしてしまって、そして去年大阪にまた来たので、もう一度行ってみたかった、という理由で予約をとった。それに、連続勤務がもはや2週間(労働基準法に触れないように)以上続いており、一発、美味しいものを食べに行きたかったという理由もある。てっちりコースで予約して食事をしてきたというところである。てっちりコースなので、けっこういい値段である。でも、ここはふぐとか、他には鯛とかもちゃんと料理してくれる良い店である。大阪では、お好み焼き、たこやき、てっちり(ふぐ鍋)、てっさ(ふぐ刺し)、てっぴ(ふぐ皮ポン酢)くらいは食べないければならないように思いう。
やっぱり、ふぐは美味しい。特に、てっさとてっぴは本当に美味しい。これは自分のミスだったと思うが、この店は最初に生ビールなんか行ったらダメである。はじめから熱燗か冷の日本酒を頼んだほうが良い。そちらの方が圧倒的に料理と合う。特にここは一発目からてっさとてっぴが出てくるので、「とりあえずビール」スタイルは全く必要ない。むしろ「とりあえず冷2合」スタイルが後にも先にも合っている。
また、てっちりには、多分お湯(だと思う)に出汁用の昆布が入っている状態で出される。そして鍋に火をかけ、沸騰したら昆布は取り出す必要があるようだ。ウェイターのおっちゃんに「昆布は出さなあかんで、これは出汁出過ぎやで。」的なこと言われてしまった。自分はその昆布も食ってやったが。美味しかったが。
あと、この店のポン酢の美味しさたるや、すごいものだった。万能ポン酢である。これ、売ってくれないかなとか本気で思った。
最初はてっぴ、てっちり、てっさだけが出されるのかと思いきや、後からふぐ唐揚げと、雑炊とデザートもあるので、かなりお腹いっぱいになる。なので、他の一品料理はいらない気がする。でも、やっぱり頼みたい。他の料理も食べてみたい。ということで、鉄火巻、刺し身3種盛り、揚出し豆腐を注文した。全部美味しかった。鉄火巻もなにか物足りないところを見事に埋めてくれるし、刺し身だって、そもそも鯛とかフグとか出している店なんだから美味しいに決まってるし、感動したのが、揚げ出し豆腐である。なんとししとう天とエビ天が乗っている…こんな豪華な揚出し豆腐は他にはないだろうと思う。これらで、味を全方位的にカバーしておいた。
大阪に来たら、ここは絶対に来なければならない。通天閣や天保山もいいが、鯛よし百番も飛田新地も素晴らしいところである。なんというか、日本の文化や日本人の実際の性格について、歴史的なところを感じることが出来る場所である。

























